日ごとの聖書(5月1日)

本日の通読箇所「使徒言行録22:17~21」

すると、主は言われました。『行け。わたしがあなたを遠く異邦人のために遣わすのだ。』

(使徒言行録22章21節)

パウロの弁明は続きます。彼はエルサレムにいたときに、「我を忘れた状態」になったといいます。聖書には恍惚状態になって異言を語る人も出てきますが、神さまが直接語り掛けられるときにはそのようになるのでしょうか。

パウロは神さまからこのように言われたと、はっきり言います。「エルサレムから出て行きなさい」と。それは神さまについてパウロが証しすることを、エルサレムの人々(ユダヤ人)が受け入れないからだと言います。

さらにパウロは、神さまは直接自分に語り掛け、異邦人の元に遣わされたと語ります。あなたたちユダヤ人と同じようにキリスト者を迫害していたわたしだが、神さまが直接遣わされたのだと語るのです。この言葉をユダヤ人は、「冒涜」と感じたかもしれません。