日ごとの聖書(6月24日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙4:13~18」

実に、律法は怒りを招くものであり、律法のないところには違犯もありません。

(ローマの信徒への手紙4章15節)

パウロはアブラハムのことを例に挙げて、人は律法によって義とされるのではないということを語ります。「律法は怒りを招くもの」という表現は、なかなか過激なものだと感じてしまいます。

YouTubeの中に、「ドラレコ動画」というものがあります。車やバイクにつけられているドライブレコーダーの動画を集めたものですが、交通違反や事故、トラブルの様子が流されます。

交通規則を守らない人をネットで裁く。本来交通規制は、みんなが安全に交通できるように定められたものです。しかしそれが、人を裁き合うものに変わっていく。律法もそのようになっていたのかもしれません。