日ごとの聖書(12月 25日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書20:1~10」

イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。

(ヨハネによる福音書20章9節)

クリスマス、おめでとうございます。そしてこの「日ごとの聖書」では、イエス様のご復活の場面をご一緒に読むことができること、本当にうれしく思います。こういうのを日本的に言えば、「盆と正月が一緒に来たよう」となるのでしょうか。

マグダラのマリアは朝早くお墓に行きました。そこで墓の入口の石が取り除けられているのを見て、イエス様の遺体が取り去られたと考えます。そして彼女は、ペトロのところに、そしてイエス様が愛しておられた弟子のところに走り、そのことを告げるのです。

ペトロとその弟子は、互いに競争しているかのようです。最初はペトロが早かったものの、途中で抜かれました。しかし墓に入ったのはペトロが先でした。ところが先に「信じた」のはもう一人の弟子でした。二人の信仰が、試されているかのようです。