本日の通読箇所「出エジプト記33:7~11」
主は人がその友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語られた。モーセは宿営に戻ったが、彼の従者である若者、ヌンの子ヨシュアは幕屋から離れなかった。
(出エジプト記33章11節)
昨日の箇所で、「わたしはあなたの間にいて一緒に上ることはない」と宣言された神さまですが、モーセと語る場所は設けました。それが臨在の幕屋(新しい聖書では「会見の幕屋」)です。
モーセが天幕に入ると、雲の柱が降りて来て天幕の入り口に立ちます。それが神さまが天幕に入られたしるしとなりました。人々はその出来事によって、どれだけの安心感を得ることができたことでしょう。
モーセと神さまは、顔と顔を合わせて語り合ったそうです。当時、神さまの顔を見ると死ぬ、とされていました。その中でのこの描写は、モーセがかなり特別な預言者であったことを示しています。