日ごとの聖書(11月3日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二4:16~18」

わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。

(コリントの信徒への手紙二4章18節)

わたしたちは日々の生活の中で、落胆することがあります。自分に与えられたものの小ささや肉体の衰えに気がつくとき、また自分の力だけでは歩んでいくことが難しいと感じるときに、わたしたちは落胆します。

しかし見えるものではなく、見えないものに目を注ぐようにとパウロは語ります。目に見えないものとは一体何でしょう。それは神さまの愛です。神さまがわたしたち一人一人を愛し続けるという希望です。

目に見えない空気がなければわたしたちは生きられないように、わたしたちの心の養いのためには神さまが必要なのです。目には見えないからこそ、永遠に存続する神さまの愛に信頼し、歩んでまいりましょう。