本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二12:11~13」
あなたがたが他の諸教会よりも劣っている点は何でしょう。わたしが負担をかけなかったことだけではないですか。この不当な点をどうか許してほしい。
(コリントの信徒への手紙二12章13節)
パウロは、「わたしは愚か者になってしまいました」と語ります。パウロは神さまによって与えられた素晴らしい体験を語る必要性を感じました。しかしそれは、コリントの人たちから自慢をしているように見られるかもしれないと感じたようです。
パウロはまた、「大使徒たち」に自分は引けを取っていないとも語ります。12弟子はイエス様に直接、権能を与えられました。しかしパウロにも同じ力が与えられていたことは、聖書からも想像できます。
そしてパウロは、自分がコリントの人たちから報酬を受けなかったことで、かえって負担を掛けてしまったのだと考えているようです。働きに応じた報酬は、やはり必要なのだということでしょうか。