本日の通読箇所「詩編35:7~17」
わたしの骨はことごとく叫びます。「主よ、あなたに並ぶものはありません。貧しい人を強い者から 貧しく乏しい人を搾取する者から 助け出してくださいます。」
(詩編35編10節)
昨日に続いて今日の箇所も、作者は敵対者が貶められるようにと祈ります。作者は敵対者が病気になっていたときに、断食し、祈り、嘆いていました。ところが作者が病気になったときには、敵対者は喜んだそうです。
誰かのために祈っていても、その気持ちがきちんと伝わらなかったり、また裏切られたりすることはよくあります。「どうして分かってくれないんだろうか」と悲しくなることもあります。
敵対者を毒麦とするならば、「神さま、すぐにこの毒麦を抜いてしまってください」と作者は叫んでいるのです。しかしイエス様は言われました。「毒麦も、育つままにしておきなさい」と。すべてのことを神さまにお委ねするのです。