本日の通読箇所「詩編42:1~5」
涸れた谷に鹿が水を求めるように 神よ、わたしの魂はあなたを求める。
(詩編42編2節)
「追放された者の嘆き」:救いを求める祈りです。本来詩編42編と43編は、一つの詩であったようです。それは42:6、42:12、43:5と同じ言葉が繰り返されていること、また43編には表題がないことからもわかります。
詩編42編を読むと、「谷川の流れをしたう鹿のように」という讃美歌を思い出す方もおられるでしょう。1984年に作られたこの歌は聖公会の聖歌集には収められていませんが、とても有名なものです。
「谷川の流れをしたう鹿のように 主よ我が魂あなたを慕う あなたこそ我が盾 あなたこそ我が力 あなたこそ我が望み 我は主を仰ぐ」。わたしたちが覚える渇きを癒してくれるように、わたしたちは主の恵みを求めていくのです。




