日ごとの聖書(4月20日)

本日の通読箇所「創世記28:6~9」

エサウは、カナンの娘たちが父イサクの気に入らないことを知って、イシュマエルのところへ行き、既にいる妻のほかにもう一人、アブラハムの息子イシュマエルの娘で、ネバヨトの妹に当たるマハラトを妻とした。

(創世記28章8~9節)

エサウは40歳のとき、カナンの女性であるヘト人の妻を二人迎えていました。しかしその妻は、イサクとリベカにとって心の痛みとなっていたようです。

エサウのこのような行動が、神さまの目には良く映らなかったのでしょう。長子の権利も、民族としてのアイデンティティも、ないがしろにしていると思われても仕方ありません。

そこでエサウは、同胞の中からもう一人妻を迎えます。イサクの異母兄弟であるイシュマエルの娘マハラトです。彼女の名は、25章12~18節の「イシュマエルの系図」には出てきません。兄のネバヨトが出てくるだけです。女性は系図には載せられないのです。