日ごとの聖書(9月6日)

本日の通読箇所「出エジプト記14:15~18」

杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を通ることができる。

(出エジプト記14章16節)

神さまはモーセに言われます。「なぜ、わたしに向かって叫ぶのか」と。ただし叫んでいるのはイスラエルの人々であって、モーセは「あなたがたは静かにしていなさい」とたしなめていましたが。

神さまはモーセに、自分の杖を上げるように命じられます。海に向かって手を伸ばすと、海が二つに割れるというのです。にわかには信じがたいことを、神さまは告げられました。

さらに神さまは、エジプト人の心までかたくなにします。この「徹底的に滅ぼす」という考え方は旧約聖書の随所に見られ、このことによって神さまは自らの栄光を示します。他の示し方があるように思ってしまうのは、わたしだけでしょうか。