本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一10:1~6」
しかし、彼らの大部分は神の御心に適わず、荒れ野で滅ぼされてしまいました。
(コリントの信徒への手紙一10章5節)
この10章で、パウロは偶像への礼拝について語ります。そしてその冒頭には、「わたしたちの先祖」について書きます。モーセという名があるように、パウロは出エジプトの出来事について触れていきます。
イスラエルの人々は、荒れ野で40年間さまよいました。その間、昼は雲の柱、夜は火の柱によって導かれます。また紅海がさけ、その中を彼らは歩きました。そのことをパウロは、「洗礼の予型」だと言います。
また天からのパンであるマナと岩から出る水によって養われたことを、「聖餐の予型」だとします。しかしそのイスラエルの民のほとんどは、荒れ野で滅ぼされてしまいます。そのこととコリントの人たちがどう関係するのか、明日以降語られます。