本日の通読箇所「詩編119:89~96」
あなたへの信仰は代々に続き あなたが固く立てられた地は堪えます。
(詩編119編90節)
キリスト教は家族宗教でしょうか。あるいは個人的なものでしょうか。カトリックや聖公会では、「先祖代々」とか「~代目クリスチャン」といった言葉を聞くことがあります。それに対してプロテスタント教会では、個人の信仰を大切にする傾向があるようです。
ユダヤ教はもともと、民族の宗教でした。また日本聖公会は英国国教会の流れを汲みますが、もともとはその名の通り国の宗教でした。また日本に宣教師が入って来たときには、村ごと宗教を変えるという例も多かったようです。
「信仰の伝承」ということを、わたしたちも大切にすべきではないでしょうか。お墓が云々ということではなく、本当に「良い」ものを子どもたちに伝えていく。信仰を代々に続かせていくことがわたしたちには求められているのかもしれません。




